2013年4月18日木曜日

晴天下の散歩で…

今日は昨日と天気が一転、お空が澄み渡る大晴天です。
とても気分がいいので、
学校近くにある植物園(Jardin du Plant)に
足を伸ばすことにしました。

敷地8ヘクタールに、庭と鳥がいっぱい。右手にピーコックが!


Jardin du Plantは歴史が古く1691年に私有植物園として
デビュー。約300年前の話。
相続による売買等で所有者が代わり、
1801年にはナポレオン1世が所有者になっています。
その後、イギリス人植物学者の手に渡り、
温室がつくられ、そこでお花がそだてられるようになりました。

 

そんな気分の良い状況で、
私もランチをしました。


おいしい…
バケット半分が€0.44(約57円)
と、
持ち込んだ具材を挟んでのサンドウィッチ。
天気がいいと、尚更、気分がいい。
あー、白ワインが飲みたかった。
 

 その後もプラプラと歩いていると、
Jardin du plantで働いている人に
話しかけられました。
ムッシュー・WIKAMさんです。
推定約57〜8歳。

とてもアクセントがきついフランス語で、
最初は何言っているのか全然わかりませんでしたが、
ゆっくり話してくれるので、
色々と想像をめぐらして話を聞いていました。
何やら、日本が大好きのようで、
「ソニーは一番だ」とか
「京都が大好きだ」とか
言っていました。

日本の良さを話していて、
比較対象が中国になり、
中国は偽物ばかり作って、
しまいには偽物の薬まで作って売っている
という愚痴まで聞かされました。
彼らはネットで安く薬を買うようで、
その薬のほとんどが中国で生産されるようです。
(あくまで彼の話。)

んー、
日本はジェネリックもあんまり出回ってないから、
日本ではそんな話きいたことないなぁ?と思いつつ、
なんて言っていいのかわからないので、
見つめ合うこと5秒くらい。
彼は話の気まずさに気づいたのか、
本人が一番気にっている植物を紹介してくれました。

「誰にもいっちゃだめだよ。」
そんな大事な??いいの…?

で、テクテク歩くこと、
200mくらい。
紹介していただいたのは、
コチラ


GINKGO(銀杏)

彼はナポレオン1世が買ったというイチョウの木を見せてくれました。
と、すると200年前くらいの話なのかな??
ただプレートに1727年にフランスに輸入って書いてあるけど、
その時代ナポレオンはまだ生きていなかったのではと
ハテナがいっぱいだったけど、
一生懸命説明してくれるので
深くはつっこまなかった。

その後、彼は仕事に戻って行ったが、
同僚に呼び止められ、
何だか怒られている感じだった。
大丈夫かな??

  
奥で同僚に何か言われいる彼。(写真中央)


茶目っ気たっぷりなムッシューでした。

最後に、
彼に京都の庭や建物が見れるDVDが欲しいから、
一番いいやつ教えてくれと頼まれました。
おすすめあれば、教えてください〜。