2013年4月30日火曜日

他愛もない話

先週末出かけた一人エクスカージョンでは、
私ならではのハッピーがいくつかあったのでそれを紹介。

①バス
学校のエクスカージョンで行くと、1つのお城しかいけないし、
€30もかかるから、1人で行くことにしたのだが、
VTNIというバスに乗ったら、
機械が壊れているから、お金いらないと言われた。
車掌の独断で(笑)
機械が壊れていても、頭で計算できるだろうと思いましたが、
きっと彼らはそういう発想はないのだろうと。
結局この日私が使った交通費+入場料はトータルで€15だった。
やったね!

精算機が壊れていたバス

②コロコロ変わる天気

遠足はいつでも行けるから、
晴れたら行こうと思っていた。
ホストマザー・エミリーも、
「晴れるから行っておいで」と前日に言っていた。
なんだか、行けと言われているみたいに…。
朝、まー晴れ。清々しい。

朝10時、martinvilleに着いたとき。
昼12時過ぎ、martinvilleをバスで出るとき
この後、雪まじりの雨が降った。
幸いにも雨傘を持っていたからよかった。
Vascoueilに着くまで嵐のように雨がどっと降って、
Vascoeuilでバスを降りたときも風も冷たいから、
もう最悪。
帰りたい、帰りたいと独り言をつぶやきつつ、
ここは、どこかで食事をすれば、天気がよくなるかもと前向きに思って、
近くのお食事どころに入った。
見渡す限り1件しかないレストラン

ご飯を食べ終わったら、

店の中庭。

 こんなんですよーーー。

その後、Vascoeuilを見た後で、
また曇ってきましたけど。
とても気温のアップダウンが激しいノルマンディー地方。
ご旅行時はお気をつけて。


③転機となったランチ


フランスでの外食は小々勇気がいる。
なぜって、
おいしいのかわからないのに、
一皿が結構高いからだ。
私は、今回、
「souris d'agneau confite....avec gratin dauphinois.」
なる代物を頼んでみた。
agneau(アニョー)は子羊で、しかもグラタンと来たら、
おいしそうと思って、挑んでみました。
加えて、グラスの「AOC Lussac Saint-Emillion」 を注文。

相性抜群でしたーーー!
このお料理、とっても美味しかったです。
スペアリブのタレのようで、ハーブが効いてました。
いやぁ、美味しい♪
クロックス履いたシェフ、「ほんと、おいしいですーーーー。」
コレだけ食べれば、十分なのに、
「デザートとかチーズとかもういらない?」
ロックミュージシャンの妻のような派手なマダムに聞かれて、
「いやぁー、もう食べれないです。」と素っ気ない返事。
そしたら、 自家製のマシュマロ?をいくつか、くれました。
おなかいっぱいなんだけど…
でもやさしさを頂きました。
愛情分、やっぱり美味しかったですわ。

いろんな種類の自家製マシュマロ

結局この後は、夕飯も食べれませんでした。
寒くて死にそうだったけど、
色々と楽しい・充実した一日となりました。

また1人バス旅に行こう♪





2013年4月28日日曜日

2つの城

まだルーアン以外には出かけたことがなかったので、
そろそろどこか行きたいなーと思っていた矢先、
学校が企画する週末遠足(任意)の行き先が、割と近隣のお城だったので、
そこに一人で行ってみることにしました。



基本的に移動はバス。

ルーアン市街から、15分くらい出ると、
そこはもう畑と、牛と、まばらな家と…。
んー見ているだけで清々しい。
バスは移動美術館ですね。

日本の地方も私は好きですが、
しかし何故こんなにも日本の地方と違うのか…と思ってしまいます。






バスに乗っているときは、
原っぱを駆け抜けるうさぎも見ました。
ピョンピョン走ってました。本当に。
最初はネコかと目を疑いましたが、
耳が長かったので、うさぎです。
左は、バスを降りたところにいた白馬。









さて、前置きが長くなりましたが今回訪問したお城は、
Le château de Martainville Le Château de Vascoeuil



入り口はベルを鳴らさないと開けてくれない。
<Martainville>
15世紀後半にJacques Le Peltiersというプロバンスの商人が土地を購入し、建てたお城。ルネッサンス様式。
1961年にLe musée des traditions et Arts Normandie として開館。
訪問したときは、<水とトイレ>という展示会中で、パストゥールの細菌研究により、衛生設備への関心が高まり、19〜20世紀初頭にかけて、それが大きく変化した様子が展示されていました。

それ以外にも生活全般に関わる展示、身だしなみ化粧や香水、髭剃り、整髪(巻き髪等)の道具や縫製、食器等もあり、とても興味深かったです。
一番印象的だったのは、最初にマスカラを開発したのが、Eugene Rimmelというイギリス人男性だったということです。ありがとうございます。

ダリの自由の女神と後ろに城。
<Vascoeuil>
こちらのお城は百年戦争後に建てられた15世紀後半の典型的な様式。何度か改修が重ねられたようです。
開口部は光を多く取り入れるために、17世紀に大きくしたとか。
ここは何と言っても庭が広い。5ヘクタール。敷地内には小川も流れていて、幻想的。
建物はMartinvilleに比べると比較的小さいが、庭も含めオープン美術館としてDali, Vasarely,Braque等のアートが展示されていました。
ちなみに敷地内には、Jules Michelet(1798-1874)という歴史家の生い立ちを紹介している美術館もありました。


ヴォルティ作「ハーモニー」





久しぶりに気晴らしに外出、
五感をフルに使って、満喫できた日でした。疲れましたけど。

疲れた理由は道中にあったハプニング。
長くなるので、それはまた別に記録しまーす。






2013年4月27日土曜日

ルーアンうどん

「金曜日の夜、何か予定ある?」
「…特にないけど?」
「私たち、ディナーに行くけど、くにこはどうする?
 一緒に来るのもOKだし、ここに残るのもOKよ。」
「………」
(行きたいけど、若いカップルの邪魔はできないでしょー。)
「家に残るのが、いいかな。」

と、言うことで外食を遠慮して、久しぶりに夕飯を一人で作る機会が到来。
ランチで使った小麦粉を使って、
試作うどんをつくることにしました。

本日、素うどんの具材
 うどんは、1回くらい小学生のときに作って以来、
作ったことがないのですが、ピザを作る機会があったので、なんとなくそんな具合だろうとイメージトレーニングばっちりで挑みました。

小麦粉はもちろん強力粉なのか、薄力粉なのかは書いてありませんでしたが、とりあえずパンに使えるって書いてあるものを選びました。1kg0.85€(約110円)なので、安い。さすが、パン王国。
あ、でもこれプライベートブランドなので普通より安いは安い。

水・塩・小麦粉をまずは合わせて手で練って、その後足で踏んでトータル20分くらいでしょうか。粘りがでてきたので、やめて夕飯時までおいておきました。

さあ、夕飯の時間がきたので、ネタを伸ばして切ろうにも、麺棒がない。
そこで、アルザス白の細長い空き瓶(わざわざ空き瓶にした)を利用して、
試行錯誤…。
私の食欲は本当にすごいなぁ。



 伸ばしたネタを4つ折くらいにして、切ってみると
 おーなんとか、それっぽい。

 それを当然ゆでるのですが、
 このおうちのクックトップは、シーメンスのガス調理器で、点火をマッチで行います。
 なかなかマッチで火をつける際は、ガスが出続けているので緊張感が増します。
 慌てて、近くにいるアロンに火がついたマッチが飛ばないように注意します。

待つこと10分くらい。

できました、できました。
ルーアンうどん。

麺はもちもちしていて、
なかなかイケました!
伊香保の水沢うどんに、
負けない感じだ。

ただ、醤油をどぼぼ…と
入れすぎたので、せっかくのとろろ昆布だしが台無し。
                        次は気をつけよう。

今日は、すごく寒い日だったので、久しぶりの体あったまる料理でした。

○ほかほかほか○




 


2013年4月25日木曜日

おすそわけ

初夏を感じる日がきた。
昨日の天気予報で20度という気温が報告された。
今度はほんとか?
朝8時

あれれ、また外れ?
こちらに来て初めて見ました、霧。


午前中の授業も教室が寒くて
手をこすって暖めていました。
今日は午後の授業があるので、
お弁当(バケットに挟むもの)を持ってきていました。
晴れたら、近くの植物園で食べたいな…と思いまして。
 やっぱり今日はクラスで食べるしかないかなと
思っていました。

しかし、13時に外ニ出るとなんと。



オー晴れてる。
ということで、予定通り、
バケットをブランジェリーで買って、
植物園のベンチでランチ。
あー足りないのは、ワインだー(><)

昼食中の私の視線の先。風で揺れる木たちが何とも言えない。

リズムのある花の植え方。あー素敵。

上に上に向かって咲く花の裏側


さて、またステキなものを発見!


貸し出し用の本が、こんな風においてありました。
あー、粋です。
ベンチで読書している方も粋です。
突然、晴れたときに、
公園で読書したいときに、
いいなぁー。もう!
 



こんな素敵な植物や風景を見れるのも、
日に関係なく、いつも手を掛けてくれている
ここで働く方のお陰ですわ。
ありがとうございます。


ちゃっかりカメラ目線。


あまりに気持ちよすぎて、
ベンチで葉加瀬太郎聞きながら、
居眠りしてしまいました。


 午後のクラスは、
ベンチで居眠りしたため、日焼けして、
疲れて何も考えられませんでした。
先生、ごめんなさいー。適当なこといって。


こんなステキな日は、初夏じゃないと
出会えないと思い、
思いっきりシャッターを切って、
500枚以上写真を撮ってしまいました。


植物園だけで、
ちゃんとまとめようと思います。


それでは、おすそわけでした。



2013年4月24日水曜日

ルーアンのプランタン

今回のステイでは、冬物と夏物を混ぜて持ってきている。

しかし何せ、寒い。
例え豪快に晴れていても、
風が強いと手が凍りそうになる。
コートといっても、スプリングコートしかないので
インナーを着込んで、何とか寒さをしのいでいたが、
もう限界がきた。

今は日銀・黒田はんの起こした円安のため、
超節約生活に入っている(はずの)私だが、
風が強くて体感温度が低過ぎるので、
とうとう洋服を買うことにしました。
あー黒田さん、私に1枚くらいセーター買ってください。
私はここにいます。

そんな願いも届かないので、
ルーアン繁華街にあるプランタンに赴き、
なかなか手頃のものを見つけた。

なんかおばかタレントみたいで嫌だな…。でも一応。

 こちらのデパートは日本と違い、
キャッシャーに自分でお金払いに行かなきゃいけないが、
どこのキャッシャーに行っても、人がいない。
あれー、持って帰っていいんですかねぇ?

どこ見ても店員は立ち話してるんですけどね。
私はすでにお洋服を握りしめて、売り場をうろちょろしています。 
が、声もかけられず。(気づいていない?)
仕方ないから、近くの人にこちらから声をかけて、

私:「エクスキューズモア、マダム」
私:「これ買いたいんです。お金払いたいんですけど。。」
マダム店員:「いいよ。どうやって払う?」
私:「クレジットカードで」
マダム店員: 「メルシー、ボンジョルネ、マダム。」

コレで売れるんなら…と考えると、
日本人販売員は神経すり減らしすぎ何ではないのかと
思ってしまいます。
どっちがいいのかは、国によって違うと思いますけどね。
比較論です。


そんな考えても答えのでないことは忘れて、
今日もまた温野菜・チーズ・バケットをほおばり、
€2.95(約380円)のルベロン赤を嗜んで、
ダイニングから見る青空の下の庭を楽しみました。

庭にあるLa ceries(スリーズ):さくらんぼの花が
咲くのが待ち遠しい。

さーーーーぁて、そろそろ勉強しよう。







2013年4月23日火曜日

旬もの、地産もの

今日は、学校第二週目の月曜日。
少したるみが出はじめる時期ですね。
今日は失くしてたと思ってたものが出てきたり、
いいことが結構あったので、
少々気分がよいです。

気分が高揚して、
ついつい昼ご飯が17時になりました。
…もう夕飯ですね。
昨日みなさんに宣言したように、
なるべく野菜をとるということで、
昨日買った春が旬のホワイトアスパラくんを
調理してみました。

右下は、私の食事を狙っているアロン


予め、もってきていたルクエに
ホワイトアスパラとにんじんをぽいっと入れて、
塩・胡椒とエメンタールチーズを載せて
電子レンジで6分くらい。

何もしなくても美味しい〜
やっぱりほぐれる具合とシャキシャキの素材感が
最高です!

旬ものを楽しむことができました。

ちなみにこのホワイトアスパラは、
あまり日本でみたことのない、
普通のより太くて、
1本130円くらいの高いのを買ってみました。
味は同じかな?
おばあちゃんのお友達が送ってくれる
北海道・美瑛のグリーンアスパラと
同じくらい美味しかったです。

加えて、チーズを食しました。
(これはあんまり食生活には関係なく趣味。)

ルーアンのあるノルマンディー県には
いくつか有名なチーズがありまして、
その1つがカマンベールなのですが、
もう1つあまりメジャーではないのですが、
おいしいチーズがあります。

「coeur de Neufchàtel (クールドヌフシャテル)」 

噛むとションピニオンの香り、
テクスチャーはクリーミーで、すこし塩味が強いかな?
生ハムとバケットと食べたら最高でした。

左下も私の食料を狙っているアロン

実は、これハートの形で売っている物もあります。
それが本来?なのかわからないですが、
例のジャンヌダルクも加担していたイギリス対フランスの
百年戦争の最中に、
イギリス兵に恋したフランス乙女が、
このチーズをハートの形にして送ったそうです。
お茶目ですね。
中世フランス版バレンタインデーみたいな?
ジャンヌはそんな恋なんてしたのかしら…
考えるのも失礼ですが、
普通がいいですね。

ということで、
おいしいものも食べれて
やっぱり今日はいいこと尽くしです。

人間に生まれてよかったー!


※お知らせ※

本日、子育て奮闘中のお友達まるちゃんの
ブログリンクを貼りました。
画面左下にリンクがあります。
小春ちゃんがかわいくて、
とても癒されますので
日常生活に疲れている方は、
足を伸ばしてみてください!





2013年4月21日日曜日

新しく決めたこと part2

以前、ここにも書きましたが、
1週間様子を見た食生活ですが、
やっぱり
野菜を食べない。

 
昨日もホストマザー・エミリーの両親の家に
夕飯を食べに行きましたが、
メニューは
アペリティフ、
サーモン(好みで塩と酢)、
牛肉(好みで塩と胡椒)とじゃがいものグリル、
数種類のチーズ、
バケット
という具合でした。

ほとんど魚・肉(そのまま)と炭水化物と乳製品です。
本当にフランスは世界第4位?5位?の農業国なのか?
野蛮な国です…
加えて夕飯が夜21時〜22時。
ほんっと困ります…。
ほんとおデブまっしぐら。

そこで、夕飯は仕方ないとして、
自分でやはり、


「1日1回は野菜の補給をする」、


ことにしました。
毎日充実野菜みたいな飲み物があれば、それでいいんですが、
そんなものはもちろんありません。

スーパーに行ってみて価格のチェック。
日本より少しだけ安いかな?
いんげん1kg=€5(約650円)だから、
100gで65円 。

写真中央にあるパイプから冷気が出てる。
スペイン産いちごはプロモで、1kg€2.39(約310円)。安過ぎ?

そんな具合なので、何とかいけそうだ。

しかし、スーパーの中でも歩き回っていた私は
とうとう見つけてしまった。。。
イギリス留学で10kg増えた要因のそれを…。


マーーーーーーァス!!」


ただ、カップのがなかったので、一安心。

それから、BenさんとJellyさん
そしてお隣には、ニューフェイス。
大好きなトブラローネのアイス。

誘惑いっぱい。

こんな危険いっぱいのスーパーですが、
今は10年経って、大人になったので、
思うがままに手に取りませんでした。

まずは、野菜摂取を心がけようと思います。



新しく決めたこと

ルーアンについて1週間経ったので、
なんとなく生活のリズムがわかってきた。
そこでいくつか新しく決めたことを公開したいと思います。


「1日1時間以上は歩くこと。」


お金がかからずに、一番いいかなっと。
本当は水泳がいいのですが…。
水着持ってきたところで、近くにプールないだろうと思っていました。
でも徒歩約10分くらいのところにありました。
しかも新しくてきれいなプール。

ガビーン

そうそう、そういうオチはよくある、ある。
預荷物のスーツケースはギリギリの20キロだったから、
水着が入る余裕はなかったの。そう。持って来れなかったの。

もうここは踏ん切りつけてあきらめて、
ルーアンのステキな景色やおもしろいものを
求めるために散歩することにしました。

土・日の朝はいつも通り6時半に起きて
インスタントコーヒー片手に、
7時くらいから昇る朝日を窓から見て、
少しちんたらして、
散歩に行きました。


今回見つけたのは、


なぜか広い敷地に1つおかれた椅子。アート?

牧草地に馬がいて、奥にはセーヌ川が見える絶景ポイント

Mホームでは決してやらない急勾配のビルドインガレージ
 こんなものでした。

健康のために、ネタ探しのために、
歩くのを頑張ります。




2013年4月18日木曜日

晴天下の散歩で…

今日は昨日と天気が一転、お空が澄み渡る大晴天です。
とても気分がいいので、
学校近くにある植物園(Jardin du Plant)に
足を伸ばすことにしました。

敷地8ヘクタールに、庭と鳥がいっぱい。右手にピーコックが!


Jardin du Plantは歴史が古く1691年に私有植物園として
デビュー。約300年前の話。
相続による売買等で所有者が代わり、
1801年にはナポレオン1世が所有者になっています。
その後、イギリス人植物学者の手に渡り、
温室がつくられ、そこでお花がそだてられるようになりました。

 

そんな気分の良い状況で、
私もランチをしました。


おいしい…
バケット半分が€0.44(約57円)
と、
持ち込んだ具材を挟んでのサンドウィッチ。
天気がいいと、尚更、気分がいい。
あー、白ワインが飲みたかった。
 

 その後もプラプラと歩いていると、
Jardin du plantで働いている人に
話しかけられました。
ムッシュー・WIKAMさんです。
推定約57〜8歳。

とてもアクセントがきついフランス語で、
最初は何言っているのか全然わかりませんでしたが、
ゆっくり話してくれるので、
色々と想像をめぐらして話を聞いていました。
何やら、日本が大好きのようで、
「ソニーは一番だ」とか
「京都が大好きだ」とか
言っていました。

日本の良さを話していて、
比較対象が中国になり、
中国は偽物ばかり作って、
しまいには偽物の薬まで作って売っている
という愚痴まで聞かされました。
彼らはネットで安く薬を買うようで、
その薬のほとんどが中国で生産されるようです。
(あくまで彼の話。)

んー、
日本はジェネリックもあんまり出回ってないから、
日本ではそんな話きいたことないなぁ?と思いつつ、
なんて言っていいのかわからないので、
見つめ合うこと5秒くらい。
彼は話の気まずさに気づいたのか、
本人が一番気にっている植物を紹介してくれました。

「誰にもいっちゃだめだよ。」
そんな大事な??いいの…?

で、テクテク歩くこと、
200mくらい。
紹介していただいたのは、
コチラ


GINKGO(銀杏)

彼はナポレオン1世が買ったというイチョウの木を見せてくれました。
と、すると200年前くらいの話なのかな??
ただプレートに1727年にフランスに輸入って書いてあるけど、
その時代ナポレオンはまだ生きていなかったのではと
ハテナがいっぱいだったけど、
一生懸命説明してくれるので
深くはつっこまなかった。

その後、彼は仕事に戻って行ったが、
同僚に呼び止められ、
何だか怒られている感じだった。
大丈夫かな??

  
奥で同僚に何か言われいる彼。(写真中央)


茶目っ気たっぷりなムッシューでした。

最後に、
彼に京都の庭や建物が見れるDVDが欲しいから、
一番いいやつ教えてくれと頼まれました。
おすすめあれば、教えてください〜。


2013年4月16日火曜日

気付いてしまった幸せ

昨日の夜のテレビ(TF2)で、
今日の天気は晴れ、気温は朝で14度、
昼間で20度になり、暑くなるでしょう。
と言っていた。

 
まだ私もルーアンというルーアンを見ていないので、
明日、授業が終わったら、
プロっぽく撮れてしまうお気に入りの一眼レフを片手に、
探索開始としよう!と計画を練りました。


えー、しかし
授業が終わり、外に出てみると


!!!!!
 
 ↓
茶色のセーヌ川、奥にルーアン大聖堂の尖塔。


こんな具合で、んまー雲が厚い厚い。
テレビの天気予報はこちらでも
よくはずれるようです。


いくらカメラの品質が高くても、
これだと景色が映えないので、
今日は曇りでもできることをしようと計画変更。


寒いので、おうちに戻って
溜まっていたレシートの整理と
家計簿をつけることにしました。
(まずは勉強ですが…)


レシートには情報が多いとよく聞きますが、
ここでも発見!

「 Total Happy



え、何々??
すごく嬉しいんだけど、何??

スーパーマーケットから、
私、Total Happy を 
10 Happy いただいてますけど!!!


すごくワクワクして
わけがわからないまま、
下に目をやると、


      「Ancien Solde   470 Happy」(過去累積)
「Happy Crédités 10 Happy」(今回)


ということは、
日本でいうポイントかぁー!
ポイントカード持ってないけどなぁ?


あぁ!
ちゃっかりとホストマザーのポイントカードに追加されてました。
言ってくれればいいのにぃ。
私のCountable Happyは取られてしまいました。


いいよ、いいよ。
エミリーしっかりしてるし、
家計も大変そうだから、
このくらいのHappy もってけ〜!


でも密かにとっても嬉しくなった
10 Happyでした。

 




バス

今日は語学学校初日。

入学時レベルテストがあるので通常より1時間早く出る。
語学学校は、ホストファミリーの家から徒歩+バスを駆使して
なんと、50分。(ふゅー)

7時に余裕をもって出て、
26歳のホストマザー・エミリーに30歳の私が異国とはいえ、
全部付き添いしてもらった。
(いいのに…)

1回乗り換えがあるのだが、
乗り換え後のバス停をエミリーが間違えて、
せっかく早く出たのに、遅刻してしまった。(ふゅー)

乗り換えポイント
 
バスは1回€1.5(約 195円)
毎回買ったら、シャレにならないから
31日間フリーチケットを購入した方がいいと
エミリーからアドバイスを受けた。

バス停で「Tariff(タリフ)」と書かれた表をみると、
31日間フリーパスは、€52(約6,720円)。
ふと視線を下げると、
31日間フリーパス(学生)が、
魅力的にも€26(約3,380円) と書かれている。

(もしや…?私は、これに当てはまりませんか?)

早速、バスセンターに押し掛けて、
購入できると思い込んで、
当てはまらないかと聞いてみた。


「学生なんですけど、この料金で買えないですか?」
「…学生?いくつ?」
「30歳です。」





「Pas possible(パ・ポッシーブル)」
(意訳:「だめでしょ。」)





えーーー!年齢??
一応、フランス語語学学校の学生なんですけど。
そう言われてもあきらめきれないから、
もう一度頼れるホストマザーに確認して買うことにしました。

今日もいくつかのショックを受けたが、
それでも頑張ろうと思う光景を
走っているバスから見た。


 

なんでそんな狭いところに3人で座っているの?
なんでそんなに楽しそうなの?
(※そこはバス停ではありません。)

ぷふっ(笑)

トータルでフランス人、憎めませんね、これ。


ー後日談ー

ホストマザーに「ここは何?」と聞いたら、
「ISSUE DE SECOUR(イシュードセクール)」は、
火事とかにあった被災者が避難する場所だと教えてくれました。


楽しそうなのは、繕っているの??

事情は知らないけど、メランコリックになりました。


トータルでフランス人、やはり憎めません。






2013年4月15日月曜日

命をつなぐもの…

 ホストファミリーについて一番困っているのが食事。

今いち、つくる時間帯がわからない。

昨日の夕飯21:30すぎ 、
メニューは鶏ささみのソテーとごはん、と
ヨーグルト。
今日の昼は、13:30すぎ、
メニューはハンバーグ(塩)とフライドポテトとパン。

完全におでぶメニュー。

 「野菜食べるの?」と聞くと、
「食べるよ。」と言うけど、
まったくその気配が感じられない。
野菜って、じゃがいものことなのかな?
しばし、これは観察。

そんなよくわからない時間に食べるので、
私のおなかは空腹。
途中イライラすることもあり、
今日はそれを制限するために、
近くのスーパーでアーモンドとドライフルーツを購入。
ミスユニバースがおなかが減ったときに、つまむというあれだ。

 ↓コレ(2.83€=約367円)


あなた様のお陰で生きています。
 
しかし、200g入り=595Kcalのそれは、
すでに半分近く減っている。
つまむにもつまみ過ぎてしまいました。
今は食べ過ぎて気持ち悪いくらい。

しかし、それをスッキリと忘れさせてくれるのが
私のいる部屋からの眺め。

↓コチラ

さくらんぼの木らしい。


ありがとうございます。
勉強頑張ります。


スタート!

 本日がブログスタートとなります。

ブログ書中に対してご意見多々あるかと思いますが、
たまに私が生きているかどうかを確認してください。
なにせフリーランスですから。

去る4月10日に日本を発ち、これから語学学校でのフランス語習得です。私が選んだのは、パリから電車で1時間半程度かかる ルーアン。ルーアンは19歳で火あぶりの刑にされたジャンヌダルクと、印象派の街として観光を活気だたせています。ちょうど今年は印象派フェスティバルがあるとか…ラッキー!



ホストファミリーは29歳Mと26歳Fの事実婚カップル、と
愛らしいでかい犬が二匹。






 3歳のこどもを執拗に追い回す…チャピーと、









愛らしく見つめてくる食いしん坊の…アロン。


この目で訴えられるから、つい食料をポイっと。


きっとこの子たちが私を癒してくれると、
信じて前向きに、
えさを与え続けようと思います。


よろしくね。