2013年6月1日土曜日

まさか、あこがれの…

時は遡ること、先週の金曜日(5/24)
パリに用事があり、午前中のクラスを切り上げて、
ルーアンから1時間半のParis,Saint-Lazaire(サンラザール)へ。

まずは手持ちのユーロが底をついてきたので、
いつも通り、Rue Vivienneで両替を。
Rue Vivienneは両替や金・貴金属の売買のお店が建ち並ぶ場所。


ここはSaint-Lazaireから歩いて、
約20分くらいのところにある。
そこにはBourse(ブルス)と呼ばれる
元パリ証券取引場が近くにある。


そう、そのBourseを通ったときに、
なんだかイベントやってるなぁと見ていると、
なんとそのイベントは、


「Le Salon du Vin(サロン・デュ・ヴァン)」。




おおおおー!
何だか楽しそうと、
チラ見をしにいこうと足を伸ばそうとすると、
ダフ屋に声をかけられた。


「当日券は○€で販売しているけど、
今チケット○€で売ってるよ?」


んー。どう見ても招待券だから、
彼はいい商売をしていると思ったけど、
会場を少し覗いたら、楽しそうだったので、
それでも入ることにしました。

これで出入り自由。

会場に入ると、おおっと声を出してしまうくらい、
ワインから出る様々な香りがただよっていました。
酔っぱらいの香り?

まぁ、とにかく私には初めてのサロン・デュ・ヴァン。
特に何がわかるわけではなく、
単にぶどう品種と
ちょっとしたブランドなら分かりますという程度。
こんなに一度にたくさんのワインを飲むなんて、
めったにないから、
とにかく飲みました(笑) 


といっても一応ターゲットを設定。
狙いは大好きなアルザス・リースリングをベースに。
計15杯くらい飲んだでしょうか?
Grand cruかそうでないか、
アルザスかそうでないかで、
ずいぶん違うことがわかった。
なんだか質の高いDégustation(デグスタション・試飲)です。


本当なら舌で味を確かめたら、ペッと吐いてしまうのですが、
おいしいワインはすべて飲み込んでしまいました。
おかげでいい気分♪


こんな感じ。
つまみは、別に売っている。

最後は、モエシャンドン・アンペリアルで締め。


ワインをサーブしてくれるシャトーの方も
とても親切に、優しく接してくれました。
ワイン用語はあまりわからず、ハテな顔の私にも
丁寧に説明してくれました。

ただ、私がワイン業者でなく、
ただの通りすがりであることに、
驚いていました。

それはそうよねー。
すみません、商売にならなくて。
でも、私にはワインをより学びたいという
良い刺激になりました!


外は雨が降っていて、
出歩くのも嫌だと思っていたので、
丁度よい日となりました。
 

Bonne Dégustation!
(ボン・デグスタション)



会場を出た後の雨上がりのchatelet