2013年6月18日火曜日

シャンティイ城-Ⅱ

シャンティイ-Ⅰではシャンティイ城とお庭の記録をした。
ただこのシャンティイ城、知る人ぞ知るシャンティイ競馬場を敷地内にもっている。
そして別記載する理由は、当然予想外のことがあったから。

なんと、私が行った6月16日は
年1回開かれるPrix de Diane(ディアヌ賞)と言われる競争が行われる日で、
今年で164回目の開催だという。
なんと1841年から続く行事らしい。
30年しか生きていない私が、3ヶ月程度しかいない今回の滞在で、
偶然にも164分の1を見れた。
ラッキー。
(ただ後でその事実を知りました。)


とにかくおかしいと思いはじめたのが、
Paris-(Gare de Nord-北駅)から
Chantilly-Gouvieux(シャンティイグヴュー駅)の車中、
やけにでかいデコラティブな帽子をかぶって、おめかしした女子が
発車時刻がせまるに連れて、急増していったことだった。


久しぶりにおしゃれなフランス人をみた。
きれーいと口に出してしまう程。
容姿は当然スタイルもいいし素敵だが、
ネイルをしだすわ、スカートはいているのにひざをガツーンと開くわ、
残念ながらとにかくお行儀が悪い。
私を含め普通の乗客はただそれに驚く。


んーシャンティイ城は結婚式もやるって聞いたから、
今月は6月だし、今日はウェディングでもあるのかと解釈。
Chantilly-Gouvieuxに着いてから、
Chateauまでは徒歩で約25分くらいということだったので、
その人たちの群れに紛れて、
きょろきょろジェンヌたちのファッションを見て歩くこと約10分程度…。
彼女達はピンヒールで砂地をガシガシ歩くので、勇ましい。

前の彼女は、頭に黄色のエッフェル塔が刺さってた。

目の前には青空とギャロップが!

会場案内図。Les passions de Dianeと書かれている。この時もよくわからず。
みなさんドレッシーな服装でピクニックです。これがパリ?


私はよくわかっていないので、
とりあえずこの場を通って少し雰囲気を味わいながら、
まっすぐシャトーに向かいました。


後で調べたら、これらのおもしろい帽子の実績は、
エレガントな帽子コンテスト(かなり意訳)があったからだという。
様子はコチラで動画アップされているので、
見てみてください。


ちなみに、Simon Bakerがゲストで来ていたらしい。
えーーーー。
丸っこい地球で、こんな同じ点に存在していたとは。
甘いマスクの彼を拝めなかった。くやしいぃ。


そこまで求めたら贅沢よね。


ただ、帰りの電車のチケットがこの人の多さで、
40分待たないと買えませんでした。
強い日差しにもあたっていたので、夜はボロボロ…。
ついでとはいえ、
しかしながら、またもやよい冒険でした。