最初聞いた時は、ラマダーンだと思った。
6月6日〜16日までの10日間に
「l'Armada(ラルマダ)」というイベントがルーアンで開催。
イスラム教でもない人たちが、 その期間中断食するのかと思いました。
もちろん、違う。
コトの発想は、ニューヨークにある自由の女神像に因る 。
1886年フランスがアメリカの独立を祝して、
友好の印として送ったあの自由の女神は、
なんとルーアンから出発し、大西洋横断を成功させたそうだ。
(はい、もちろん知りませんでした。)
そして100年後の1986年に記念にイベントを計画したのが
2人のルーアネー(Partrick HerrとJean Lecanuet)。
世界中の船をルーアンに呼んで、この企画を成功させたのがきっかけ。
それから毎年開催されているようだ。
l'Armadaという言葉は、 もともとスペイン語で
艦隊という意味らしい。
ウィキで見てみると、
アルマダの海戦という16世紀にあった
イギリス対スペインの戦いがあがってくる。
スペイン無敵艦隊の「艦隊」だ。
ルーアンには、7kmに渡る船着場、波止場がある。
そこにズラズラっと世界中から来た船がならぶ。
残念ながら、自分が見たときには、
帆がはられていなかったので、イマイチかっこよくないが、
迫力は満点。
※リンクでは、帆がある状態が見れます。
それぞれ個性をもった船がズラリ。シルエットしか見えないけど(笑) |
暑いから、カフェはアルコールを飲む人でにぎわう。 |
みなさん、自由に船と戯れております。 |
2時間半ちかく、この日差しの中歩いていたので、
かなりこんがりと焼けました。
お顔にはサングラス焼けも然り。
このイベントでは、花火や1時間のセーヌ川周遊、コンサート等
期間中は色々と楽しめるようになっている。
昨日夜、花火を見に行ったが、予想以上にちっぽけで驚く。
日本の花火を見たら、フランス人はこし抜かすんじゃないかな…。
打たれるような迫力がない花火 |
しかし、
夜は夜で船がライトアップされているので、
夜は夜で船がライトアップされているので、
とてもうっとり。
いい時期に来たと再確認。
Merci, Rouen!