2013年6月9日日曜日

ラルマダ

最初聞いた時は、ラマダーンだと思った。


6月6日〜16日までの10日間に
l'Armada(ラルマダ)」というイベントがルーアンで開催。
イスラム教でもない人たちが、  その期間中断食するのかと思いました。
もちろん、違う。


コトの発想は、ニューヨークにある自由の女神像に因る 。
1886年フランスがアメリカの独立を祝して、
友好の印として送ったあの自由の女神は、
なんとルーアンから出発し、大西洋横断を成功させたそうだ。
(はい、もちろん知りませんでした。)
そして100年後の1986年に記念にイベントを計画したのが
2人のルーアネー(Partrick HerrとJean Lecanuet)。
世界中の船をルーアンに呼んで、この企画を成功させたのがきっかけ。
それから毎年開催されているようだ。


l'Armadaという言葉は、 もともとスペイン語で
艦隊という意味らしい。
ウィキで見てみると、
アルマダの海戦という16世紀にあった
イギリス対スペインの戦いがあがってくる。
スペイン無敵艦隊の「艦隊」だ。


ルーアンには、7kmに渡る船着場、波止場がある。
そこにズラズラっと世界中から来た船がならぶ。
残念ながら、自分が見たときには、
帆がはられていなかったので、イマイチかっこよくないが、
迫力は満点。
リンクでは、帆がある状態が見れます。


それぞれ個性をもった船がズラリ。シルエットしか見えないけど(笑)


暑いから、カフェはアルコールを飲む人でにぎわう。


みなさん、自由に船と戯れております。

2時間半ちかく、この日差しの中歩いていたので、
かなりこんがりと焼けました。
お顔にはサングラス焼けも然り。


このイベントでは、花火や1時間のセーヌ川周遊、コンサート等
期間中は色々と楽しめるようになっている。
昨日夜、花火を見に行ったが、予想以上にちっぽけで驚く。
日本の花火を見たら、フランス人はこし抜かすんじゃないかな…。


打たれるような迫力がない花火
しかし、
夜は夜で船がライトアップされているので、
とてもうっとり。
いい時期に来たと再確認。

Merci, Rouen!