5月8日と9日はフランスは祝日。
せっかくの休みだけど、どこに行っても不便なだけなので、
家で雑多な仕事と勉強をすることに。
しかしながら今日9日は寒いものの清々しいくらい青い空。
家の裏に森があるので、ちょっと散歩してみることにした。
この森は、コースが3つあって、
黄色が2キロ、緑が3.5キロとなっている。
黄色のコースは、各ポイント毎に
インストラクションがあり、
運動できるようになっている。
結構、これはおもしろい。
ちなみに車いすの人も運動できるように
工夫されている。
すごい、フランス。
コース全容 |
「懸垂を5回か3回しましょう。」 |
一応ぶら下がるが、懸垂1回もできない。 |
この青い空はなんだ?色が鮮やか過ぎる! |
今日は、空も気分も清々しいから、
緑の3.5キロコースを歩いてみることに。
パソコンばっかり見ているので、
今日はよく遠くをみることができた。
自然のサウンドを耳にしながら、
意気揚々と歩いていて、ふと思った。
昔はきっと、道なんかアスファルトで整備されずに、
人が通行していたんだろうなぁ。
こんな木の中で待ち伏せされたら、
チキンハートな私は、
心臓止まるだろうなぁ。
「ambush(アンブッシュ)」
急に頭をよぎったこの単語。
英語で、「待ち伏せする」という意味。
これってもしかして…
携帯にある仏類語辞典で早速調べると
現代フランス語では「embusquer」だった。
これは古期フランス語の「embushier」 から語源が来ている様。
< cacher dans un bois > ー木々の中に隠れる。という意味。
emは次にくる名詞を動詞にするための接頭語。
bushierは現代フランス語では「bois」木という名詞。
なるほどー。
ambushを予感させる森 |
こんなに、木が生い茂ってるから、
隠れやすいし、待ち伏せしやすいよなぁ。
どんな言語でも言葉をひも解いていくと、
その語源は結構単純だったりする。
しかしいつの言葉なんだろうなぁ。
待ち伏せの多い時代かな?いつだ、それは?
なんて、考えている内に、
なんだか迷った様子。
真っ直ぐ道が示すままに、歩いていたはずなのに、
写真で撮った地図には記されていない車道にあたり、
これは変だと気付いた。
慌てて、40分くらい歩いてきた道を引き返す。
ここの森は地図が最初のポイントしか置いてないから、
ほんと不親切。
ルートは自分で見つけろってこと!??
今度は、ルートを逆回りで試してみることにする。
お陰で1時間のつもりが、2時間の散歩となりました。
お疲れ様でした。