2014年1月4日土曜日

ボン・フェット

年末にコロンビア人のジャネットのお家に遊びに行った時、
お誘いを受け、
年越しを彼女の家族と過ごすこととなりました。
行ってきました。

彼女は年齢不詳だけど、多分50歳くらい。
ズバ抜けて明るくて、気配りがすごく、仕事が早い!
そしてジェニファーロペスに似ている。
エネルギッシュな女性。

彼女の家は、パリ郊外にあり、家からは電車で40分くらい。
20時くらいに来てと言われたので、時間に合わせて向かう。

切符を買った後に、衝撃の事実を知る。
いつも通り、切符を機械に通そうとすると、入らない。
どういうことだー!!!
と、思っていたら、通りすがるおじさんが、
「今日の夜から明日の昼12時までタダだよ。」と。

なにぃー!?
そんなプレゼントあるんですかー。
その割にそのポスターがそこに貼ってある訳でもなく、
券売機も起動している。
そして買った切符は払い戻せません。
はい、これがフランスです。

ようやくたどり着いたジャネットの家。
デコレーションがクリスマスの時よりもグレードアップしていました。
ジャネットは、フラワーデコレーターとして
もともと仕事をしていたので、色に関してもセンス抜群。
家は手先が器用な旦那が建設したらしいので、
すべてが手作りのジャネットの家は暖かみが違う。

クリスマス訪問時ーツリーがスゴイ!!もはやグリーンは見えない。

今度はテーブルもすごい!華やかでエレガント。
準備を手伝いながら、
ジャネットのお仲間が続々と集まってきました。
ジャネットの姪のカトリーヌがかわいくてかわいくてビックリ。
年近く、彼女は30歳で、6歳の子持ち。
ユーモアたっぷりで、ケーキが大好きなラテン女子。
一緒にモロッコエンドウ豆の鞘を剥きました。
ちなみに1人でゆで卵の殻を20個くらい剥きました。
こんなのは後にも先にもない経験だろうな。

ジャネット・カトリーヌ・レオ美男美女がキッチンにて

結局、食事は10時過ぎくらいからスタート。
アペリティフ、スープ、魚、お肉…と本格的なコース。
フレンチというよりは、コロンビアン料理。
ラモスのやってるブラジル料理:CARIOCAで食べた味に似ていたかな。
でも、もちろん美味しい!

12時に近づくと、シャンパンを開けて皆でお祝い。
コロンビアにいる親戚に、
ジャネットはずっと電話をしていました。
ジャネットは13人兄妹だから、結構時間かかります。
でも偉いですね。

さて、そこからダンスが始まりました。
外人ってなんで家でそんなに爆音で音楽聞くかなーって
いつも思っていたけど、今回は当事者。
踊るためには、必要なボリュームなんですね。
家であまり踊りませんから、慣れません。









私もキミコーって呼ばれるから、
行かない訳にはいきません。
ので、サルサ踊りました。
次いで、懐かしダンスミュージックも。
皆で踊ると楽しいですねー。
6歳のジャネットの姪の子:レオくんもノリノリです。

しかしながらお酒飲んで、踊ったら、
頭痛がガンガンとひどくなって来たので、
2時半には先にベッドで眠りにつかせていただきました。
このとき一時休憩しながら、他の人はデザートを食べて、
すべての料理コースを修了させておりました。
後から話を聞くと、
6歳のレオくんは、4時過ぎくらいまで踊っていたそう。
6歳に負けました。
ジャネットは、5時過ぎくらいまで踊っていたそう。
推定50歳にも負けました。
やっぱりパワーの違いを見せつけられました。

玄関を開けると、重い雲が覆う薄暗い元日の空。
傘をさし、酔っぱらいは
無料で乗れるバスと電車で
大人しく、家に帰りました。

c'était la bonne fête!