授業の一環として皆で行って来た。
メトロSentier近くのRue de mail沿いにある。
そしてこのRue de mailは、
名を持つテキスタイルブランドが軒並みそろえる、
インテリアデザイナーにはとても興味深い通りである。
心が踊る通り。
朝10時集合のJABまで家からもちろん歩いた。 |
集合時間ギリギリなのに、途中で出会ったジェレミーは、
急いでいるにも関わらず、
寒いから一杯コーヒー飲んで行こうという。
そんな呑気さが好きだ。
でも私は彼を引っ張って、JABまで急いだ。
その後ちょっと迷ったから、
コーヒーなんて飲まなくて良かった。
すべてに共通して言えることだが、
同じブランドでも日本のショールームとはやっぱり格が違う。
置いている物は同じなのに、空間の使い方、いうなればインテリアが違う。
ちなみに日本では広尾のナショナルインテリアが正規代理店で、
ここにもM社にいたときに、研修に行っている。
F氏にお世話になったなぁ。なんて、振り返りつつ。
A氏のシャツはどこで買ったのか聞きたかった。。。 |
今回説明をしてくれたのは、写真にうつるおひげの濃いA氏。
言ってることは半分くらいしかわからないけど、
話し方といい、
着ているシャツといい、ジャケットといい、
上品でセンシティブなステキな人でした。
ついでに、もみあげ下側に、
私と同じ渦(私の場合は産毛)ができていたので、
とても親近感がわいた。
あんまりいないよ。
話の展開は、商品を見せながら、
繊維の特徴を教えてくれるやり方。
まぁ、こんなもんだと思っていたけど、
やっぱりステキなテキスタイルを目の前にすると、
みんなうっとり。
地階には、大きなリラックススペースが。
みんなここでどーんとお尻をおろし、
アンケートを書きました。
やることは、どこでも一緒だな。
この間、見積りの作成方法を習った。
やっぱり個人でやるのと組織でやるのとは訳が違う。
ボリューム満点。
ただ、フランスは個人や小さなインテリアデザイン事務所が多いから、
その人たちをアシストする積算・発注方法等が結構あるようだ。
このJABもその一つ。
とりあえずフランス流を学んでおくか。
心揺さぶるカーテンの生地を目の前にしても
積算と発注のことが気になってアタマがいっぱい。
その後は、近くのブラッスリーで、
久しぶりのお肉、
La bouef rôti burguignon(ローストした牛肉を煮込んだもの)を食べて
元気回復。
雨の中を家路に着くのでした。