2013年10月13日日曜日

ジャブ

先週、テキスタイルのJAB(ジャブ)ショールームに
授業の一環として皆で行って来た。
メトロSentier近くのRue de mail沿いにある。

そしてこのRue de mailは、
名を持つテキスタイルブランドが軒並みそろえる、
インテリアデザイナーにはとても興味深い通りである。
心が踊る通り。


朝10時集合のJABまで家からもちろん歩いた。

集合時間ギリギリなのに、途中で出会ったジェレミーは、
急いでいるにも関わらず、
寒いから一杯コーヒー飲んで行こうという。
そんな呑気さが好きだ。
でも私は彼を引っ張って、JABまで急いだ。
その後ちょっと迷ったから、
コーヒーなんて飲まなくて良かった。


すべてに共通して言えることだが、
同じブランドでも日本のショールームとはやっぱり格が違う。
置いている物は同じなのに、空間の使い方、いうなればインテリアが違う。
ちなみに日本では広尾のナショナルインテリアが正規代理店で、
ここにもM社にいたときに、研修に行っている。
F氏にお世話になったなぁ。なんて、振り返りつつ。


A氏のシャツはどこで買ったのか聞きたかった。。。

今回説明をしてくれたのは、写真にうつるおひげの濃いA氏。
言ってることは半分くらいしかわからないけど、
話し方といい、
着ているシャツといい、ジャケットといい、
上品でセンシティブなステキな人でした。
ついでに、もみあげ下側に、
私と同じ渦(私の場合は産毛)ができていたので、
とても親近感がわいた。
あんまりいないよ。



話の展開は、商品を見せながら、
繊維の特徴を教えてくれるやり方。
まぁ、こんなもんだと思っていたけど、
やっぱりステキなテキスタイルを目の前にすると、
みんなうっとり。



地階には、大きなリラックススペースが。
みんなここでどーんとお尻をおろし、
アンケートを書きました。

やることは、どこでも一緒だな。

この間、見積りの作成方法を習った。
やっぱり個人でやるのと組織でやるのとは訳が違う。
ボリューム満点。
ただ、フランスは個人や小さなインテリアデザイン事務所が多いから、
その人たちをアシストする積算・発注方法等が結構あるようだ。
このJABもその一つ。
とりあえずフランス流を学んでおくか。

心揺さぶるカーテンの生地を目の前にしても
積算と発注のことが気になってアタマがいっぱい。

その後は、近くのブラッスリーで、
久しぶりのお肉、
La bouef rôti burguignon(ローストした牛肉を煮込んだもの)を食べて
元気回復。
雨の中を家路に着くのでした。