2013年10月7日月曜日

30の終わりに…part2

「アロー?マダム○○?ジュゥスイクニコ。
部屋に鍵を忘れたまま、家を出てしまって、部屋に入れなくなった。
マダムがいなかったので、いつ帰ってくるのか知りたいのですが…」
「オー、パ ボン ヌーベル(よくない知らせね)。
 今、ロシアなの。日曜の夜に帰るのよ。どうしましょう。」
「えーーーーーーーー?」

言葉をなくす。
 ロシアですか??それは遠くにいらっしゃりますねぇ。
んー着の身着のままで、お金も持ってないから、
どうしよう?色々なことがアタマをよぎる。

「ちょっと近くに住む(といってもパリから400キロ)姉に頼もうかしら。。」
など色々とマダムのアイディア発言が続く…しかし結局、
「また10分後くらいに掛け直すわ!OK?」
マダムに頼るしかない。
私の大事な週末の行方。
マダムの次の電話を待つまで、
レントゲン写真でドアを開けるシミュレーションをした。
「鍵でも開けるの容易じゃないのに、これで開くのかー??」
しかし、方法があるなら、それでもやるしかなかった。

マダムから再度着信。
「アロ?gardienneが私の家の鍵を持ってるから、それで一緒に入って
あなたの部屋の鍵を取りに行きなさい。玄関脇の棚にあるから。
10分後にgardienneのところに行くって行ったから、急いで行って!
もし場所がわからなかったら、また電話して。急いでね!」

オー、マダムありがとー。
それ、とってもシンプルでボニデー(bonne idée:グッドアイディア)です。
Emmaにお礼を言って、
とりあえず家に急いで向かう。
後は、もうその指示通りで難なく鍵発見。
落ち着いてお部屋に入れました。
結局お家に入れたのは、22時半。
Emma、マダムにお礼のメッセージを送り、
それだけでもう疲れてしまってベッドにバタン。

31歳の朝は、自分の部屋で、いつも通り、
ヨーロピアンな香りを嗅ぐことができました。
ふー、シャワーのお湯がでないとか文句言わないでよかった。
またもや皆様に助けられた私でした。
ふぅ。