2013年9月23日月曜日

カンソウ

パリに戻って新生活がスタートしてから2週間。
ようやく自分のペースが取れて来た。
ふぅぅぅ。

私の住む場所は、フランス西部に向かう列車の発着駅Saint-Lazaireの近く。
フランスに到着した日は土曜日夜で、
次の日日曜日は店もろくに空いていないから、
日本出発間際につくったサンドイッチが約1日経過後、私の空腹を満たし、
そして青いパリの空が気分をリフレッシュさせてくれました。


近くのLe point de l'Europeより見渡すSaint-Lazaire
Gustave Caillebotte "Le point de l'Europe" カイユボット展

次の日から始まった学校生活は、
予想以上に大変だった。

なぜかというと…
「時間以内にタスクを終わらせること」が最低の必要命題であるからだ。
フランス人てこんなに時間厳守なの??
あれ?ここのフランス人は違う人種?

学校は9時30分〜17時30分まで1時間の昼休憩を挟み、
あとは小休憩が2回。

その17時30分には快くピッタリ終わるために、
すべては17時20分までに終わらせるという徹底主義。
居残り…なんてもってのほか。
私はどちらかというと要領の良い方だと思って来たけど、
クラスメイトはもっと要領の良かった。
作品はきちんとできているかというと、
それが皆できている。しかもスゴイ!圧巻。

こんなに効率の良い人たちとは思わなかった。
巷で溢れているあののんびり感はどこからくるのか。
さっぱりわからなくなった。

与えられて時間内にできなかったら、
家に持ち帰ってやろうなんて考えていたけど、
そんなのは許されもしない。
スタートからフランス人を尊敬する日々が続く。

そして、このクラスメイト(14人いますが)、
めっちゃくちゃいい人ばっかり。
なんだ、この結束感?
なんだか私、恵まれているみたい。
このネタは後々公開していきます。

学校近くのCanal St.Martinで釣りする人たち。


そして授業に7時間近く集中して、疲労しきった私が帰って、
休息のシャワーを浴びようにもお湯がでるのは5分位だけ。
日本の皆さん、瞬間式給湯は本当に素晴らしいです。
貯湯式給湯でも私の部屋では5分くらいしか持たない小さいやつみたい。
最初は我慢して水でシャワーを浴びていたら、
乾燥がひどくなって、お肌がボロボロに。
ヒートテックの化学繊維が、私を刺激し始めました。
そして象の肌のように。

今は2回に分けてあったかいお湯を浴びて、
ベビーのお尻拭き後に塗る肌に優しいクリームで、
全身を包み込むように塗っています。
1週間ほど続けたら、ようやく皮膚が回復してきました。
乾燥はほんっとに大敵。

シワの一本、二本はすぐにできそう。
アタマにシワが欲しい。