2013年9月26日木曜日

ピクニック

私のクラスのご紹介。
私を含め15人。4人が男性で11人が女性。

国籍は結構豊か。
フランス(10)
セネガル(1)
マルティニーク(1)
コロンビア(1)
ロシア(1)
日本(1)

年齢も幅広い。
26〜たぶん50くらい。(女性なのでもはや聞けない。)
26歳の次は私なので、どちらかというと大人(社会経験のある成熟した人)が多い。
私が成熟しているかは別にして、
とにかく思ったのがさまざまな人生経験があるからこそ、
心が豊か。
そしてなんというか、旅館の女将みたいに皆よく気付く。
例えば私も1人で休憩時間にわからない単語を調べてても、
誰かが必ず声をかけてくれて、外で一緒にコーヒー飲まないかと誘われる。
だから単語を家に帰るまで調べられないのもあるけど、
誘われたら行くしかない。とっても大切なコミュニケーションの場だ。

気付いた上に、すぐ行動に出る。
初日から何度となくそういう姿を目の当たりにして来た。
そしてまた思う。
この人たちを一括りで、フランス人と言っていいのか。
もしや実はリッツやディズニーで働いた経験が?

そう、今日はCanal St.Martin(サンマルタン運が)にピクニック。
12時50分から仕掛かり中のプランを片付け始め、
13時には学校を出発。
この時間の感覚、結構好き。

久しぶりの26度。他にもたくさんの人が陽なたでランチを。

「ごめんね、ちょっと柔らかいかも。どう?」なんてステキなコメント付。





そして同じクラスの男性はすごい。
今日は、手作りのレモンケーキとチョコケーキが出た。
月曜日には、他の男性の手作りのバームクーヘンが出て来た。

たしかにインテリアデザインを仕事にしたいと思う男性は、
ゲイっぽい(もしくは中性的な人)が多いだろうと思っていたけど、
ドンピシャリ。
女性よりも女性らしいと思ってしまうこのホスピタリティ。
住まいを提案する人として欠かせない性質だ。
だからといって、私はお菓子を作って配るようなことはできない。
それは才能でもある、と言い聞かせる。

深緑の腰掛けに座るクラスメイトは皆たわいもない話をしている体に見えて、
こんな時間に、生きる上でとっても大切なことを話していた。
また思う。
本当に一括りでフランス人と言っていいのか。


「集中と解放」、
この2つが凝縮して存在する日でした。
だから、充実感がすごいのかな。。。

これからも残されている数ヶ月間、
彼らの観察は引き続き行わせていただきます。